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06年度漫画哲学研究会 部誌が出来上がりました(2006 11/08)


文:よんまる



今年度の部誌が出来上がりました。
表紙の書き手の心理戦など色々な事情もあり、今年度は1冊きりですが、歴代の部誌にひけを取らないほどの素晴らしいものが出来上がりました。
1冊の部誌が出来上がるまでの長き長き道程をサクッと書いちゃいます。

1.原稿用紙に思いの丈をぶつけます
2.「俺の想いを受け取れ!」という具合に編集に原稿を投げつけます
3.「おっしゃぁー!承ったァァァァ!!」と編集が生まれたばかりの原稿をガン見します
…こんな調子じゃあいつまでも部誌が出来上がらないのでもっとサクッといっちゃいますね。

まず、生原稿はこのまんまだと印刷に出せません。
こちらの方でする作業として、ノンブル打ち、枚数確認等々がございます。こちらも聞き覚えの無い単語全開なので、編集初心者よんまるが簡単に説明しちゃいます。


ゴムかけ・トーン擦り
こちらは各人でやる作業なのですが、より良い部誌を作るため、こちらの作業もしました。
ゴムかけとは消しゴムで鉛筆線を消すことです。たいていの場合、鉛筆で下書きをした上でペン入れという作業を行います。ペン入れは文字通り、黒インクで原稿用紙に本書きすることでございます。
コピーでも鉛筆線はあまり出ませんように、オフセットの印刷でも鉛筆線は視覚的に見ているようには反映されないものです。なのでペン入れという作業をした後、鉛筆線は消しちゃいます。
トーン擦りも重要な作業です。トーンとはスクリーントーンの略称で、ラーメンで言うとチャーシューくらいからスープくらいまで占める(かもしれない)重要なものです。
トーンは原稿用紙に貼り付けるものですが、トーンが浮いてしまいますと、こちらも視覚的に見ているように反映されない場合がございます。なのでゴシゴシ親の敵のように擦るわけです。テープ等で止めると、印刷でその部分だけ変になったりしますので、もうとにかく擦るわけです。親の敵のように(二度目)。

ノンブル打ち
ノンブルとは書籍の上または下(まあ色んなトコについてますね)についている、ページ数を表記した数字のことです。実物はあんなに小さいですが、編集作業をする上でもこれは本当に重要で、ノンブルの数字と実際のページ数が合わないと印刷が出来ません。
編集作業中、3.4人がかりで何回も何回も確認し、それでも数字が合わないと大騒ぎになったこともありました。深夜に声に出して枚数を確認し、「2枚足りない…!!」と絶叫。これは四谷怪談ではありません、実話です。


他にもいくつかあるんですが、こんな感じで作ります。
手元に表紙のデータがあったので、掲載しておきますね。


左側が表紙、右側が裏表紙です。この本は右綴じ(右の方を綴じている、右側に開くこと)です。横書きのものを除き、和書の多くはこちらの形態を取っています。
何だか逆じゃないの?と思われがちですが(よんまるは不思議でした)、真ん中から半分に山折りにすると考えていただければ分かりやすいでしょうか。もしくは手持ちの本を開いてみるとこんな風になってます。

今回、皆様の熱意により3桁の大台に乗りました。
そんなわけで、表紙も張り切ってフルカラーになっちゃいました。
ニヤリとしていただければ作者冥利に尽きます。ちなみによんまるはロゴと裏表紙です。ネタ担当です

本文も108分の1だけお見せします!

頒布は11月11日より、大学祭にて頒布です。全部売れても赤字です。背表紙も赤字なので赤字です(自虐)。
今年度はコミケット・コミティア等の同人誌即売会での頒布は予定しておりません。
こちらのページをご覧の方で興味のある方、会場に来られない方はご一報下さい。